「ソト」から見たおおあらいVol.25(永岡桂子様)

 

文部科学大臣
衆議院議員

永岡 桂子(Nagaoka Keiko)

 

大洗町の皆様こんにちは。文部科学大臣の永岡桂子です。

國井豊 大洗町長を筆頭に、大洗町の皆様には日頃よりお世話になっております。内陸部の茨城県西が地元の私にとって、大洗町といえば、「海」が即座に連想されます。子どもが小さかったときは、「海」といえば「海水浴場」でした(大洗町のサンビーチは大変広く、機会があって訪れるたびに圧巻されます!)。子どもたちも大きくなった今は、なんといっても「海産物」に惹かれています。大洗町に伺うときには必ず地元の海産物を頂ける場所に伺い、美味しい海産物に舌鼓を打っております。

最近、大洗港から水揚げされた生シラスが、特急電車に乗って、銀座・新橋などの大都会に届くようになりました。水揚げの有無によって影響されますが、定期的に、地元茨城の美味しさを大消費地に一刻も早くお届けしようとする関係者各位の積極的な姿勢に心より敬意を表します。この取組は、大洗町も立ち上げに協力をされてきたと聞き、今後の町のさらなる取組に大きな期待を抱いております。

さて、私が担当している文部科学行政は所掌が多岐にわたりますが、大洗町にはそのうちの一つである科学技術行政の重要拠点があります。

それは、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構大洗研究所です。茨城県大洗町の地で業務を開始して以来、約50年にわたる長い歴史と研究実績を有しています。当研究所は、新型原子炉に関する技術開発を一貫し行ってきた、我が国唯一のユニークな研究所であり、国内はもとより国際的にも新型炉研究の中核拠点として知られています。

当研究所では、仕様の異なる試験研究炉(HTTR(高温工学試験研究炉)、高速実験炉「常陽」)と関連する照射後試験施設等において、エネルギー基本計画等の国の政策のもとで、高温ガス炉とこれによる熱利用技術の研究開発、高速炉の研究開発、さらに、これらの研究施設や研究実績に基づいて福島技術支援、国内外の人材育成への貢献も行っています。

業務の実施に当たっては、研究施設の安全を最優先に掲げ、地域の皆様との共生を図りつつ、当研究所のミッションを果たすべく最先端を目指した研究開発に果敢に挑戦してまいります。

引き続き、大洗町、茨城県の皆様とともに、文部科学大臣としてこの国のために頑張ってまいりますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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