東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち過半数が電気関係の出火でした。

日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より

～ 地震が引き起こす電気火災とは ～

事例1

地震で本棚が倒れ、雑誌が電気ストーブ周辺に散乱
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停電した状態から通電し、再度ストーブが作動
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散乱した紙類に着火し火災が発生

事例2

家具が転倒し、「電気コード」が家具の下敷きや引張で損傷
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通電の瞬間に、電気コードがショート
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室内に散乱した、近くの燃えやすいものに着火し火災が発生

～ 感電ブレーカーとは ～

感震ブレーカーは、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めます。
種類は以下のようなものがあります。

分電盤タイプ（内蔵型）	分電盤タイプ（後付型）	コンセントタイプ	簡易タイプ
分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを落として電気を遮断	分電盤に感震機能を外付けするタイプで、感震ブレーカーが設置されている場合に設置可能	コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断	ばねの作動や重りの落下によりブレーカーを落として、電気を遮断
電気工事が必要	電気工事が必要	電気工事が必要なタイプと、コンセントに差し込むだけのタイプがある	電気工事が不要

感震ブレーカーを設置して、電気火災から「家」・「地域」を守ろう。

感震ブレーカーパンフレット（PDF）