「ソト」から見たおおあらいVol.29(染谷森雄様)

茨城県町村会長
五霞町長
染谷 森雄(Someya Morio)
1947年 五霞町出身
1995年 五霞町議会議員(2007年4月まで)
2003年 五霞町議会議長就任(2005年5月まで)
2007年 五霞町長当選、現在4期目。
2017年 茨城県町村会長就任、現在3期目。

 

海の幸「ありがとう」

大洗町の皆さん、こんにちは。茨城県町村会長を務めております五霞町長の染谷森雄です。この度は、このような機会をいただきまして、ありがとうございます。

まず、本町と大洗町とのつながりは、「道の駅ごか」で定期的に開催しております「大洗おさかな市」です。県内有数の水産資源を誇る大洗漁港より、四季折々、水揚げされた新鮮な魚介類や海産物、水産加工品が所狭しと並べられ、活気溢れたイベントとして、来客者の皆さんからは大変ご好評で、リピーターも多く毎回楽しみにしています。また、平成29年10月に開催しました「ごかりん祭」においては、「道の駅ごか」来場者数1,000万人突破記念として、大洗町の水産業者にご協力をいただき、「マグロ解体ショー」を実施し、新鮮な切り身を買い求めるため、遠くは東京、県内外から訪れた人達で長蛇の列ができるなど、大盛況なイベントとなりました。本町は、茨城の西の玄関口であり、大洗町の魅力を積極的に発信させていただいています。大洗漁業関係者の皆様には改めて感謝申し上げます。

また、大洗町の魅力は、何と言っても穏やかな気候・風土に恵まれた茨城県内随一の「観光地」であるところで、古くより観光・保養の地と知られる景色は訪れた人達に癒しを与えてくれています。そして、茨城の顔でもあります。先般、茨城県が当番地として、関東町村会会長会議を大洗町で開催させていただきました。観光がまちづくりの柱となり、多くの取組みが実施されており、各都県会長の皆様方も大洗町のまちづくりに大きな関心を寄せられておりました。

私もこれまで家族と何度も足を運んだ大変思い出深い場所です。これからも、美しい海、美味しい魚、豊富な観光資源を有する「魅力あふれる観光の町・大洗」として更なる飛躍を願っております。

さて、各自治体に共通する目下の課題は急速な人口減少と少子高齢化の流れを少しでも抑制することであります。早3年が経過したコロナ禍の中で町民生活も大きく様変わりしました。我々は、刻々と変化し、次々に降りかかる諸問題への対応が求められています。町政運営の教えの一つに「人を大事にする町には人は集まる」、「人を喜ばせる町には人は集まる」、「そこに住む人が喜び幸せを感じる町であれば自然と人は移り住んでくる」、この視点で町政運営を進めていかなければならないというものがあります。我々自治体首長の共通の目標です。

「幸せ無限大・不幸ゼロのまち大洗」を提唱する國井町長は、この教えを実践されており、町政発展と町民の幸せのため、尽きることのない行政課題に真摯に向き合い、果敢にチャレンジし続け、日夜ご尽力されておられることに心より敬意を表します。

今後も一人ひとりの思いや痛みに寄り添い、多様性を尊重し、これまでの活動で培った豊富な経験と知識、幅広い人脈を活かし、限りない可能性を秘めた大洗、そして茨城の顔として誇れる大洗をさらに光輝かせるとともに、地域発展のため、素晴らしい手腕を発揮されることをご期待申し上げます。

結びに、大洗町のますますのご発展と町民の皆様のご健勝を心よりご祈念申し上げ、寄稿文とさせていただきます。

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