「ソト」から見たおおあらいVol.36(梅村知巳様)
財務省関東財務局
水戸財務事務所長 梅村 知巳(Umemura Tomomi) 1969年愛知県名古屋市生まれ |
大洗町の空気感
「梅村君、今度の人事異動で茨城に行ってもらうから」
昨年六月、職場の上司から話を受け、「喜んで」と即答し、茨城県の担当になることを意識した私の頭に思い浮かんだのは、大洗町を舞台としたアニメであり、「まずはアニメを見てみようか」「大洗町の近くに住むことになるのか」と何気なく思った記憶があります。
さて、今回、國井町長から本記事への投稿のお声掛けを頂き、大洗町の皆さまに紙面を通じ大洗町の「ソト」から見た私の思いを伝えさせて頂くことができ大変光栄です。私ども水戸財務事務所は、財務省の地方支分部局である財務局の出先機関として、茨城県内の経済調査の実施や財政、国有財産、金融などに関する施策を実施しています。さらに、「地域と歩み、希望ある社会を次世代へ」というスローガンの下、広報活動などを通じ、本省庁の施策を地域の皆さまへお伝えするとともに、地域の皆さまから頂いた声を本省庁へ伝えることで効果的な施策の形成に寄与するといった、地域と本省庁を繋げる役割を担っております。
したがいまして、地域を良く知るということは、私どもにとって、大変重要な仕事の一つとなっています。大洗町には、大洗磯前神社と神磯の鳥居、大洗マリンタワー、夕日の郷松川、大洗海上花火大会といった、素晴らしい観光地、観光イベントがあります。私も、仕事で近くに立ち寄った際、プライベートな時間も利用して(美味しい食事を堪能し、地元のホテルにも宿泊)大洗町を体験し、大洗町の素晴らしさを体感しました。
私は子供の頃に海の街である静岡県の清水地域に住んでいました。また、最近では仕事の関係で沖縄と東京を行き来する生活を二年程送っていたのですが、それらの海沿いの街と比べても、大洗町には非日常を感じられる場所が多く、そういった大洗町の空気感というものは素晴らしいと感じます(空気感という情緒的な言葉の表現で申し訳ないです)。その素晴らしさを、東京圏の人口は三五〇〇万人強と言われますが、東京駅から電車で二時間弱、特急を使っても往復一万円でお釣りがくる!という利便性で、首都圏に住む人々も体感できてしまう。将来的には「ひたちなか大洗リゾート構想」の実現により更なる魅力の向上が期待される。大洗町のシアワセは無限大であることを改めて実感する今日この頃です。
これからも大洗町を応援し続けます。