119番通報で駆け付けた救急隊員が聞き取っている、搬送されるご本人のお名前や生年月日等の基本的な情報のほか、かかりつけの病院やこれまで服用しているお薬などの様々な情報は、搬送する病院の決定や救急車内での応急処置、病院到着後すぐに治療を始めるための準備などに役立てられており、ご本人の命を守るために欠かせない情報です。

一方で、病気や怪我で苦しむご本人や、気が動転しているご家族の方から、これらの情報を正確にお伝えいただくことは、場合によっては困難なこともあります。

この実証事業では、マイナンバーカードを活用することにより、ご本人や付き添われるご家族の方のご負担を軽くするとともに、救急救命士が診療や薬剤などの情報を確認し、病院と連携することにより、救急業務の更なる迅速化などにどのように役立つかを検証します。

大洗町消防本部でも、本実証事業に参画し、救急車を必要とする傷病者本人の同意を基本として、マイナンバーカード保険証を活用して通院履歴や服薬情報等を把握し、救急業務を円滑化し、迅速化を目指します。

マイナ保険証を活用するメリット

命を守るために欠かせない情報を正確に、迅速に把握し、救急業務の円滑化・迅速化に繋げます

• 症状がつらいときやご本人の情報を思い出せないときの助けになる。
• 病院の選定や搬送中の応急処置に役立つ。
• 搬送先病院での治療の準備に役立つ。

実証事業の概要

期間

2024年8月9日～10月9日
※延長する可能性があります。

実施救急隊

大洗町消防本部の2救急隊

必要な準備

マイナンバーカードを所有し、かつ、健康保険証の利用登録が完了している必要があります。

マイナ保険証の利用登録はこちら↓

本実証事業にご協力いただくため、マイナンバーカードの携帯をお願いします。

詳しくはこちらからご覧ください。

https://www.mynakyukyu-demonstration.com/

リーフレット（PDF）