「ソト」から見たおおあらいVol.11(松丸修久様)
守谷市長 松丸 修久(Matsumaru Nobuhisa) 1954年 守谷町出身 |
大洗町民の皆さん、守谷市長の松丸でございます。
今回、「『ソト』から見たおおあらい」に寄稿を、という國井町長からのご依頼があり筆を執ることになりました。
まず申し上げたいのは、大洗の魅力です。人は長くその地に住んでいると、すべての環境が当たり前になってしまいますが、守谷市から見た大洗は、まさしく魅力に富んだ地だと思います。海という自然の財産は、計り知れない可能性を持っており、羨ましい限りです。
日本国の人口減少は、少なくともこれから半世紀は止まらないと思います。しかし、この状況をマイナス方向ばかりに考えず、打開するための新しい施策を考える、チャレンジのタイミングと捉えることもできるでしょう。では、どのような施策で補うのか? その答えは、インバウンド事業などで外部から人の流れを創ることではないかと思います。
海外や県外、町外から実際に大洗の地を訪れてもらい、自然に触れ、歴史に触れ、観光施設で遊び、美味しい食べ物に舌鼓を打ってもらう。大洗にはその魅力が十二分にあると思います。「海」というキーワード一つ取っても、海水浴やマリンスポーツ、磯遊びにフィッシング、白砂青松の大洗海岸など、枚挙にいとまがありません。どれも人を引き付ける体験型の魅力で、大洗町のファン ―交流人口、関係人口を増やすポテンシャルを有しており、それらの活用は、國井町長の得意とされる分野だと思います。
2000年に成立した地方分権一括法により、地方自治体は地方政府に様変わりし、地方自治体の自立自走に向けた施策を推進していくことが、地方政府の新たな責務になっています。
守谷市でも、ふるさと納税制度を利用して市の魅力を最大限に発信しつつ、いただいた寄付金を活用して、緑との共生や子育て支援地域主導のまちづくりを進めてきました。
県内では境町の橋本町長が、境町を輝かせています。大洗町も國井町長なら必ず大洗の魅力に磨きをかけ、日本一の港町にしてくれると確信しています。
今後も、町民の皆様とともに、大洗町をより一層活性化し、全国に誇れる街とされることを祈念し、応援させていただきます。
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