「ソト」から見たおおあらいVol.19(大塚秀喜様)

桜川市長

大塚 秀喜(Otsuka Hideki)

1961年 真壁町出身
1995年 真壁町議会議員(2005年9月まで)
2005年 桜川市議会議員(2013年6月まで)
2013年 桜川市長当選。現在3期目
座右の銘「租(そ)にして野(や)だが卑(ひ)ではない」石田礼助

 

大洗町の皆さん、はじめまして。桜川市長の大塚秀喜と申します。この度はこのような執筆の機会をいただき誠にありがとうございます。

まず、國井町長とは私が旧真壁町の議員時代に茨城県市町村政策研究会(政策研究の集まりの場)でお会いしてから25年以上にわたり公私ともにお付き合いをさせてもらっています。何事にも真摯に取り組み、スピード感をもって実行に移す姿勢に私も大いに勉強させていただいております。

さて、今回のお話をいただいてから私なりに大洗町の魅力について考えてみました。そして、大洗町と聞いて私がまず思い浮かべましたのは、やはり「海」でした。太平洋を一望する絶好のロケーションを持つ大洗の海は、町の皆さんからすると日常生活の一部になっていると思いますが、海に面していない桜川市出身の私からすればとてもうらやましい限りであります。

また、海という地域資源を存分に活用した観光も大洗町の魅力の一つと感じております。遠浅の海が広がりこれからの季節には潮干狩りが楽しめる大洗サンビーチをはじめ、アクアワールド大洗水族館や歴史ある大洗磯前神社、大洗港から苫小牧港(北海道)までをつないでいるフェリー「さんふらわあ」、アニメの舞台への聖地巡礼など、数え挙げればきりがありません。これほど年齢性別を問わず誰もが楽しめ、満足できる観光スポットが凝縮している場所は他にはありません。さらに、大洗漁港で水揚げされる新鮮な海産物を堪能できる美味しいお店がたくさんあることも、県内だけにとどまらず首都圏からも観光客や旅行客を引きつける魅力の一つではないでしょうか。

返礼品の拡充に努め、全国からの寄附金が増加しているふるさと納税制度への取り組みにも注目しております。大洗町に関心を持ってもらい、足を運んでもらう一つのきっかけとしてふるさと納税制度を利用することはとても有効な手段と考えられます。

桜川市でも、「ヤマザクラ55万本の里さくらがわ」をキャッチコピーに、市内に自生する山桜を活用した地域振興に取り組んでおります。地元にある地域資源を効果的に活用しながら様々な施策を積極的に展開している大洗町の取り組みは私たちが参考とするべき点が多く、地域振興という点で今後手を取り合ってお互いのまちを盛り上げていければと考えております。

人口減少や少子高齢化、都市部への人口流出そしてコロナ禍などにより、様々な課題に直面していると思いますが、これまで培ってこられた人脈と経験を持つ國井町長のもとで、一つ一つ着実に課題が解決され大洗町が今後ますます発展するものと確信しております。

結びとなりますが、大洗町の皆さまがより一層ご活躍されますことを心よりご期待申し上げ寄稿文とさせていただきます。

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