「ソト」から見たおおあらいVol.18(古矢満様)

一般社団法人茨城県産業資源循環協会 会長

茨城県解体工事業協同組合 副理事長

常総市商工会 副会長

古矢 満(Huruya Mitsuru)

1967年 常総市出身
2005年 株式会社フルヤ建商代表取締役 就任
2019年 一般社団法人茨城県産業資源循環協会会長 就任

 

大洗町の皆さん、こんにちは。茨城県産業資源循環協会会長の古矢満でございます。

國井町長とは、昔から公私ともにお付き合いをさせてもらい色々と勉強させてもらっている仲です。

大洗については、色々と思い出がありますが、若い頃日の出バイクツーリングで出かけたことがまず思い出されます。それと、私の一番の趣味は釣りで、6キロの大物のヒラメを釣ったこともあるお気に入りの場所それが大洗です。また、20年以上前ですが、青年会議所の関東地区で担当委員長をしていた時には、こどもの城を貸し切り、新人研修を行ったことも良い思い出となっています。

私どもの協会ですが、産業廃棄物処理業の許可を有する会員を中心に約540社で構成されています。産業廃棄物というと、不法投棄のニュースに目が行きがちですが、リユース、リサイクルなど資源として循環利用したり、処理が難しいものや危険なものを適正に処理し生活環境に支障がでないようにする仕事をしています。

近年、大規模災害が増加しています。私の地元常総市では、平成27年の関東・東北豪雨で大規模な水害に見舞われ、市役所が孤立してしまいました。東日本大震災では、大洗町役場が津波被害にあいましたが、同様の経験をしていることもあり鮮明に記憶しているところです。

その際、印象に残っていることに避難の呼びかけがあります。非常事態であることが誰にでもわかるように、命令口調で避難を呼びかけたことが大きく報道されましたが、緊急時の避難呼びかけの全国的なモデルになったのではないかと思っています。

また、令和元年の台風19号の災害では、那珂川や久慈川沿いをはじめ、県内各地で災害ゴミが大量に発生しました。

災害ゴミも日常の生活ゴミ同様、市町村が処理するのが原則ですが、被災市町村だけでは処理しきれないため、協会が会員の協力のもと、県内各地で災害廃棄物の運搬・処分にあたりました。大洗町においても、当協会の会員が処理に協力したところです。

大規模災害が発生すると、災害ゴミを一時的に仮置場で保管しますが、そこでの分別は、リサイクルのために大変重要な作業となります。私どもの協会は、県の呼びかけに応じ、令和2年に、大洗町をはじめ県内全市町村と災害廃棄物処理の協定を結びました。仮置場での作業など初動対応から協会が関わることで、少しでも早く災害復旧に貢献できればと思っています。

大洗町には、北海道との物流・交流の拠点となる港がありますし、海水浴場や水族館、ガルパンでお馴染みのスポットなど県外からの観光客を呼び込む魅力が数多くあります。

私どもの協会も海岸線の魅力向上のため、昨年は、ロータリークラブとともに茨城海岸美化プロジェクトに参加し、大洗サンビーチをはじめ、県内4海岸の清掃活動を行いました。地元にいると、どうしても気が付きにくいものですが、大洗には、どこにも負けない魅力がありますので、國井町長を先頭に、地元の皆さんでさらにその魅力を磨き上げていただきたいと思っています。

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