人権問題啓発映画「ホーム」の配信について

2016年に「部落差別解消の推進に関する法律」が施行され、現在もなお部落差別が存在することが明記されました。また、近年は、これまでの部落差別に限らず、インターネット上に個人の名誉やプライバシーを侵害する書き込みがなされたり、差別を助長する表現の記載が増加したりしています。「ネットいじめ」等のように、インターネットの匿名性、情報発信の容易さを悪用した人権問題が、特に青少年を中心に生起しています。

この「ホーム」という映画は、茨城県同和教育啓発映画「三人兄妹」(1994年度制作)の続編として、2020年度に制作された人権問題啓発映画です。部落差別(同和問題)を主軸として、障がい者差別、外国人差別、性的指向及び性自認(LGBT等性的マイノリティ)による差別を各論の人権課題として取り上げています。これらの課題を解決するためには、人権問題が決して他人事ではないという自覚と、正しい認識により偏見を除去すること、差別をする人に「あなたは間違っている」と言える態度を育むことなど、様々な人権課題に関わる差別意識の解消につながる状態を描いています。

人権を尊重し、多様性を認め合う社会の実現に向けて、この映画をご視聴いただくことで、一人一人が「人権」を自分の問題として、そして日常の問題として考えるきっかけとなることを切望します。

(「人権問題啓発映画 活用手引」の内容を一部変更して引用)

 

人権問題啓発映画「ホーム」を視聴したい方はコチラから (茨城県教育委員会ホームページ・上映時間46分)

人権問題啓発映画「ホーム」チラシ

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