高速実験炉原子炉施設「常陽」の新増設等計画にかかる事前了解について

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構大洗研究所
高速実験炉原子炉施設「常陽」の新増設等計画にかかる事前了解について

大洗町は、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構大洗研究所より申請のありました新増設等計画に対し、本日、令和6年9月6日付けで了解書を手交しました。

(写真 左側 大洗研究所吉武所長、右側 國井町長)

大洗町長コメント

 日本原子力研究開発機構大洗研究所においては、これまでエネルギー基本計画など国の政策のもとで、高温ガス炉「HTTR」による熱利用試験や水素製造にかかる研究開発が進められており、高速実験炉「常陽」については医療用アイソトープの製造によるがん治療などへの活用も期待されています。
 住民の安全と安心を大前提に、新規制基準に基づく対応について、原子力機構に対し適時適切に意見交換をすすめ、情報開示を求めていきます。

 

安全対策工事の有効性や常陽の意義・必要性については、茨城県原子力安全対策委員会や原子力審議会において適切に対応していると判断されております。

事業者に対しては、今後も安全性を高めるための工事を着実に進めること、当該工事の目的や施設の意義等にかかる町民の理解促進に向けた活動に継続して取り組むことを要請しました。

今後も茨城県など関係機関と連携しながら、工事の進捗状況や事業所の安全対策について注視してまいります。

 

了解書
高速実験炉原子炉施設「常陽」にかかる新増設等に対する事前了解概要資料
高速実験炉原子炉施設「常陽」(大洗研究所HP)

お問い合せ
生活環境課 防災・原子力安全係
代表電話番号
029-267-5111
FAX
029-266-3577
Mail
お問合せフォーム
SNSでシェアする