大洗港

港の概要

沿革

大洗地区は、昔から漁業を主体とした生活が営まれていましたが、外海に面した現在の位置に港の建設を行なうこととなり、明治42年から大正初期にかけて内務省補助事業により、事業費30万円あまりの当時としては莫大な投資により東・西防波堤が築造されました。しかし、漂砂のため港内が埋没し、港湾機能を発揮するにはいたりませんでした。

近代の大洗港・漁港

昭和30年代にいたって、新たに港湾建設の機運が高まり、昭和33年12月の地方港湾指定を機に港名を磯浜港から大洗港に改め、昭和36年度より待望の港湾建設を開始し、昭和54年度までに約80億円の建設費を投じ漁港区は出来上がりました。

近代の大洗港・フェリー港

昭和40年代後半から本港は北関東の開発および流通拠点港湾の候補地として注目され、特にフェリー基地としての要請が高まりました。このような背景により、昭和54年5月重要港湾の指定を受けるとともに長距離カーフェリーの寄港を前提とした港湾計画が策定され、第3埠頭岸壁(マイナス8.0メートル)の整備に着手、昭和60年3月には大洗~苫小牧・室蘭両港間にカーフェリーが就航しました。現在週12便体制となり、大洗~苫小牧間を運行しています。港勢も順調に推移し、平成11年には取り扱い貨物量1,300万トンを突破、首都圏および北関東地域と北海道を結ぶ物流拠点としての評価がますます高まっています。
平成18年から大洗港へ大型旅客船の寄港誘致を始めております。大洗港は国土交通省が世界へ紹介するクルーズポートとして位置づけられており、今後は国内外旅客船の寄港地として人々の交流と賑わいのある港湾を目指しています。

参考

大洗港について(港湾管理者 茨城県土木部港湾課)

フェリー

大洗~北海道苫小牧市を間を運航しています。
フェリーの航路・ダイヤ・運賃・予約状況などについては、商船三井フェリー株式会社ホームページをご確認ください。

お問い合せ
まちづくり推進課 政策調整係
代表電話番号
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