令和6年6月28日、日本核燃料開発株式会社（NFD）からセル負圧警報器等に関する不適切な点検に係る報告書を受領しました。

セル負圧警報計器等に関する不適切な点検に係る報告書等（日本核燃料開発株式会社ホームページ）

日本核燃料開発株式会社（NFD）に対し指示文書を手交しました

令和6年6月12日付で、原子力規制庁は日本核燃料開発株式会社（NFD）に対し、原子力施設の管理に関するルール等を定めた保安規定に違反するという判断を下しました。

大洗町は、規制庁の判断を重く受け止め、NFDに対し6月13日付で指示文書（PDF）を手交しました。

大洗町の対応

日本核燃料開発株式会社に対し、徹底した原因究明と再発防止策等を取りまとめた報告書を提出すること、詳細な説明を求める旨の指示文書を手交しました。

事象の概要

①ホットラボ棟に設置されているセル負圧計器の点検について、未実施のものがあるにもかかわらず点検を実施したとする記録を作成していた。

②放射性廃液タンクの内面点検について、未実施のものがあるにもかかわらず点検を実施したとする記録を作成していた。

③燃料貯蔵施設の一部の扉点検について、開閉操作が必要な点検を実施していないにもかかわらず点検を実施したとする記録を作成していた。

環境への影響

当該事象による環境への影響はございません。

資料

■原子力規制委員会資料

（令和6年6月12日　原子力規制庁　日本核燃料開発株式会社に対する原子力規制検査結果及び今後の対応方針（PDF））

■大洗町指示文書

セル負圧警報器等に関する不適切な点検に係る報告について（指示）（PDF）