日揮ホールディングス株式会社技術研究所
持続可能な環境配慮型社会の実現を目指し、原子力分野を含む幅広い分野に関する技術開発を展開しています。
設立年
昭和59年7月
現在までのあゆみ
1928年の会社設立以来、90年以上に亘り、日揮グループは石油、天然ガス、石油化学などのオイル&ガス分野から発電、非鉄金属、ライフサイエンス、ヘルスケアなどのインフラ分野に至る幅広い分野で、プラント・設備の設計、機器調達、メンテナンスを遂行し、その実績は世界80か国、2万件に及んでいます。
原子力分野では、国内外で放射性廃棄物の処理・処分施設や使用済核燃料の再処理施設の設計・建設工事を数多く遂行しており、これらの核燃料サイクル施設の設計・建設を通して国内外の原子力利用に貢献するとともに、福島第一原子力発電所の事故からの復興にも貢献しています。
設立の目的
技術研究所は当初、日揮の原子力分野の技術開発を担う中心的施設として、昭和59年に設立され、ろ過処理技術、焼却炉やセメント固化設備など様々な放射性廃棄物処理技術や核燃料サイクル関連技術の開発を行ってきました。
平成11年と平成24年の研究部門の統合により、石油関連、触媒関連、材料関連、バイオ関連などの日揮の明日を支える総合的技術開発拠点として位置づけられるようになり,現在に至っています。
事業の概要
持続可能な環境配慮型社会の実現を目指した日揮グループの企業価値の向上に幅広い技術開発により貢献することをミッションとして活動しています。
原子力関連では、放射性廃棄物に対して、閉じ込め性能の高い新たな固化処理技術、原子力発電所に貯蔵されている放射能レベルの高いイオン交換樹脂の安全保管かつ処分できる廃棄体するために、酸化分解して固化する技術などの開発を行っています。
石油・天然ガス分野では、石油化学原料として需要が拡大しているコンデンセートの一括脱硫技術を開発しています。天然ガス分野では、温室効果ガスであるCO2の排出抑制、分離回収、有効利用・貯留、資源再生というカーボンマネジメント・サイクルの各要素で技術・知見を積上げています。ケミカル分野では、硫化水素および硫化水素なナトリウム製造プロセス技術ライセンスの維持強化を行っています。環境分野では、CO2を排出しない水素をアンモニアの形でエネルギー源として利用する技術の開発を行っています。また、バイオマスを原料とする化学品の製造技術に着目した開発を進めています。
施設の紹介
敷地面積 | 約4万2千平方メートル |
建物面積 | 約7千4百平方メートル |
主な施設 | 第1研究棟 第2研究棟 第3研究棟 |
所在地 東茨城郡大洗町成田町2205
電話番号 ☎029-266-3311
FAX ????029-266-3310
ホームページ https://www.jgc.com/
本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1
☎045-682-1111
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- 生活環境課 防災・原子力安全係
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